やりがいと達成感の
大きな公共工事
経験が自信につながっていく

山正の人INTERVIEW 01
津嘉山 太輔
2009年入社 (新卒)
土木工事に興味があり、高校は土木科に進学。学校に来た募集広告の中に山正建設の求人情報があり、働きやすい環境に魅力を感じて入社を決めた。上司たちからは若手のホープとして期待されており、近頃は大きな現場も任されている。

工事のマネジメントが施工管理の仕事。
周囲にも気を配り丁寧な仕事を心掛ける

建設会社へ就職したら、待っているのは現場作業員としての仕事だと思っていました。しかし、実際に任されたのは工事現場の監督(施工管理)。工事の工程管理を中心に、ヒト・モノ・カネのマネジメントを行っています。現在は、木曽川堤防の維持工事を担当。主な作業内容は川の流れを遮るように生える木々の伐採や草刈りです。「それだけ?」と思うかもしれませんが、20kmに渡って行う規模の大きな工事なんですよ。上司と私が下請業者をそれぞれ1社ずつ担当して、進捗を管理しています。堤防には道路がありますし、工事現場のすぐ近くには民地もあります。そのため、周囲の方に迷惑をかけないように慎重に進めなければなりません。伐採した木々や葉っぱが通行人や車に当たらないように気を遣ったり、誤って民地に侵入しないようにこまめに確認を取りながら作業員に指示を出しています。
入社前の想像とは違う働き方になりましたが、仕事を通じて暮らしを守っていると実感でき、やりがいを得る毎日です。

大きな達成感のある仕事。さらに、公共工事だから得られる喜びも

土木工事の多くは、完成品を目にすることができません。出来上がったものは最終的に埋設されて見えなくなってしまうからです。そのため、現在担当している工事のように、出来上がりを目にできる工事では、いつも以上に達成感を得られます。
また、公共工事は国や県、市町村など官公庁の検査を経て完了となります。合格という明確な目標を達成すると充実感を得られますし、検査で良い評価をもらえると次の仕事につながるため、「より良い仕事をしよう!」というモチベーションにもなっています。高品質な工事を行うことは、会社への信頼につながるだけでなく、地域の方の安全な暮らしにも直結します。時には「安心して生活できるようになった」と言っていただけることも。インフラ事業に携わる者にとっては何より嬉しい言葉です。

魅力は、自由度の高さと
最新技術を採用する積極性

当社の魅力は、個人に任される裁量が大きく、自分の考えで現場を進められることです。自分でやり遂げたという達成感がありますし、若いうちから経験を積めるので成長スピードも早いと思います。だからと言って一人で放置されるのではなく、困った時には協力会社の作業員や当社の上司など、すぐ誰かに相談が可能。安心して挑戦ができる、恵まれた環境だと感じています。
さらに、老舗企業でありながら果敢に最新技術を取り入れる積極性も、当社の魅力だと考えています。地元の同業者の中ではいち早くICTを導入し、図面の3D化や現場でのタブレットの活用など、作業能率を目指した取り組みを実施。当社が誇る技術力の高さは、こういった姿勢から生まれているのだと思います。
今後は、会社の成長に貢献するためにも、より大きな現場を担当できるようになることが目標です。その第一歩が国家資格である1級土木施工管理技士の取得。合格を目指して、現場と自宅で学ぶ毎日です。

印象深い現場

国道の橋梁工事

印象深い現場は、国道の橋梁の基礎工事です。国道工事は、当社としても初めての案件。そのため、いつものように上司に教えを乞うわけにはいかないと途方にくれました。しかし、さすがは多くの経験を積んだ上司です。幅広い人脈を駆使して、「この人に聞けばいいよ」と社外の方を紹介してくれたのです。社内外の力を借りて、工事は一歩ずつ、でも確実に進めることができました。忘れられない、大切な体験です。この工事のおかげで、情報のリサーチ力や、教えを乞うためのヒアリング力が身に付いたように思います。